リフレッシュシザーについて
ToGEARもらえるシザーレンタルでは新品のシザーとリフレッシュシザーを取り扱っています。ここではリフレッシュシザーについて詳しく説明していきます。
リフレッシュシザーとは?
リフレッシュシザーとは、中古のシザーを一度全て解体し、刃の研ぎや噛み合わせの調整を始め、必要に応じてハンドルの調整やヒットポイント等消耗品の交換といったあらゆるメンテナンスを施したシザーです。
シザーにはユーザーの使い方により独特のクセがつきます。それが原因で、中古のシザーを購入して利用する際に馴染みにくく感じたりすることがあります。リフレッシュシザーはそのクセをリセットし、新品に近い使用感が得られるように仕上げています。
研ぎサービスを通じて培った技術力
シザーは構造はシンプルですが非常に繊細な作りをしています。従って、シザー研ぎやメンテナンスには熟練した技術力が必要で、通常シザーメーカーやプロの研ぎ師によって行われます。ToGEARは元々シザー研ぎサービス(ToGEARシザー研ぎ)として事業を開始しました。このサービスを通じて蓄積した経験、ノウハウがリフレッシュシザーのメンテナンスの基礎となっています。
メンテナンスの工程
①シザーを解体します
解体しながらシザーの傷みを確認します。特にネジの部分など、普段は見えない箇所に傷みがあるケースも多く、メンテナンスが必要な箇所を漏れなくチェックします。
②刃を研ぎます
セニングや左利き用など、それぞれのシザーのタイプに合わせた研ぎを行います。前のユーザーのクセがついている場合にはここで特に入念にメンテナンスします。
③ヒットポイントを交換します
シザーを再度組み立てた上で、損傷している場合はヒットポイントの交換を行います。
④シザーリングを交換します
損傷している場合にはシザーリングの交換を行います。
⑤最終調整および仕上げ
噛み合わせやハンドルの調整を行います。そして最後にシザーオイルを挿し、セーム革で丁寧に仕上げます。
※①の工程で確認した必要な項目があれば、②~⑤以外のメンテナンスも行います
シザーの寿命について
中古のシザーを利用する場合、その寿命が気がかりです。当サービスでは自社で保有する独自ルートからシザーを仕入れていますが、そのプロセスには職人によるチェックを必ず入れています。これは、特に刃を始めとしたシザーの状態を確認することが目的で、仮に現時点では問題なく使えていても寿命の長くないシザーは仕入れの対象外としています。
当サービスで取り扱うシザーは全て一定の基準を満たしたシザーであり、十分に長くご利用頂けるものとなります。また、個々のシザー状態については商品ページの「商品状態」の項目で一丁ずつ開示しておりますので安心してお選び頂けます。