シザー研ぎについて

サロンに使われるシザーは2枚の刃(表刃と裏刃)が押し合うように閉じます。刃の開閉時に接触圧が生まれています。

そして、これが次第に接触する部分の端が丸く削れていく原因となり、結果としてシザーの先端部分が劣化し、徐々に髪が切れなくなります。

どんな高級なシザーでも、日々の施術を経るほどに切れ味は鈍っていきます。

噛み合わせの悪くなったシザーでカットしていると、お客様の毛髪にダメージを与えたり 刃がひっかかり、頭皮を引っ張ることもあります。切断面が無理やり寸断され枝毛の出来る原因となります。また刃が細くなってくるとパクついたり、永切れしないなど様々な障害も発生していきます。不意の落下などの衝撃で刃こぼれや傷ができたり、フレームがあらぬ方向にしなると、両刃の接触圧が増してしまい、シザー自体を傷めるようなことにも繋がります。

研ぐことを通じて、大切なシザーにメンテナンスを施すことで、徐々に顕在していた鈍りを補修し、シャープな切れ味を回復いたします。

あなたの大切なシザーを長持ちさせ、5年、10年と使えるようにしてくれるのは、シザー研ぎ職人の確かな技術だけなのです。